老舗の蔵出し海の蔵
大正末期創業。厳しい目利きと秘伝の製法が、その歴史を物語ります。
大正初期に、荷馬車の行商から始め魚の加工技術を熱心に研究。製品の改良に日夜取組んだ創業者、蔵野平蔵。
大正の末期には、すでに東京の築地市場でも高い評価を得ていたといいます。
彼の先取精神と、素材・鮮度・味への飽くなきこだわりは、今も脈々と良き伝統として息づいています。
会社情報
会社名 | 株式会社 蔵平水産 |
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代表者 | 藏野 恵三 |
所在地 | 669-6546 兵庫県 美方郡 香美町香住区七日市 218 |
連絡先 | TEL 0796-36-1235 FAX 0796-36-2481 メールアドレス web@kurahei.co.jp |
直売所 | 海鮮マーケット 海の蔵 〒669-6546 兵庫県美方郡香美町香住区七日市136-1 TEL 0796-36-4601 |
設立年月日 | 昭和30年3月 |
事業内容 | 水産物加工・製造販売 |
資本金 | 1000万円 |
主要販売先 | 築地魚市場、ウロコ水産、中部水産、マルイチ産商、横浜魚類、うおいち、他 |
会社沿革
- 明治末期
- 蔵野平蔵、祖父とともに漁業から興し、漁法をよく研究し好漁をなしていた。
- 大正中期
- 村岡町村岡に支店を開設し、魚加工品の行商を始める(自転車と荷車) 。
- 大正末期~昭和初期
- 村岡支店への商品輸送の変化により、「一日市」加工場に於いて本格的に水産加工業を始動。
鱈の開きとはたはた干しを主として、京阪神や築地魚市場へ発送。好評を得る。 - 昭和中期
- 昭和25年、七日市に新工場完成。30年に全面移転を完了する。
同時に会社を設立、(有)蔵平商店が誕生。続いて34年から35年にかけて、当時兵庫県では民間第一号となる「兵水式魚類人工乾燥機」2台を導入。天日干しから脱却した。 - 昭和後期
- 昭和40年代に入り、「除湿乾燥」のニーズが高まり、冷風乾燥機への改良を全台行なう。
これによって夏でも干せるようになった。続いて48年に、鮮度保持のため近代的な準備室、冷蔵室、冷凍室を設置。現在の基礎が、ここに確立した。 - 平成初期
- 平成5年4月に新工場を竣工。7年には待望の大容量800tの冷蔵庫が完成した。
- 平成中期
- 平成19年にトンネルフリーザー導入。
平成20年5月に兵庫県版HACCP認定を取得。 - 平成後期
- 平成25年11月に直売店「海鮮マーケット 海の蔵」をオープン。